陰陽論

洋医学の中核には東洋独特の思想が多分に含まれています。それらは私達の日常であったり、ゲームなどで目にすることも多いものですが、ここで一度正しい知識を身に着けましょう。 陰陽論とはこの世の物事を陰と陽の2つに分けるというものです。元はと言えば天候から考えられたもので、日照りと日陰から生まれたものであると言われています。東洋医学の中で陰と陽に分けられるものは以下のようなものがあります。
男 肉体 気 腑
陰 女 精神 液 臓

そして、この陰陽論にはいくつかの性質があります。
陰陽互根 陰があれば陽があり、陽があれば陰がある
陰陽制約 互いにバランスをとるように働く
陰陽消長 片方が強すぎると、他方が弱まる
陰陽転化 陽がすぎれば陰になり、陰がすぎれば陽になる
陰陽可分 陰の中でも強い陰と弱い陰があり、陽の中にも強い陽と弱い陽がある
これら全てが東洋医学で用いられるわけではないですが、イメージとして覚えておくといいと思います。 陰陽論はここまでです。

updatedupdated2024-03-212024-03-21