本作屈指のクズ男こと俊。多分読者の大半から嫌われている。
ごく平凡な幸せな家庭で生活しているはずなのにあまり家庭の幸福さを理解していない。父親に対して強いコンプレックスがあり、華族のことが好きでないので家にあまり寄り付かない。
頭はあまりよくないが、自分は天才だと思い込んでいる。この高校に来たのも身の丈に合わない高校に落ちてたまたま受かっただけ。
バレーボールが無類に好きで中学生のころから没頭していた。しかし、新入生歓迎に失敗して部員がいなくなったために最後の部員となった。中学時代はあまり強くなかった。高校に入ると分析をして対策するバレーを中心にしたら急劇的に成長した。バレーにはまったきっかけがハイキューだったので、晴翔とはハイキューの話でも盛り上がっていた。
ゲームは趣味として好きで部活以外のほとんどの時間はゲームしている。才能もあってどんなゲームでも大体成功するが、話の長いRPGなどはプレイするのが苦手。ホラーゲームは体験版で十分なタイプ。
基本は女子と関わるのが苦手でクラスであっても話すことはできない。晴翔と話すことができたのは趣味があったから。しかし扱いにも慣れていなかったので最悪な結末を生んだ。趣味が合わなければよかったのに…
最後の彼のけがは実際に靭帯損傷だった。その後の彼の活躍については別の作品になる予定なのでその話はまたのお楽しみに