気の不調

にはどのようなトラブルがあるのか、そしてそれらでどのような症状を起こすのかを見ていきましょう。病は気からというように、気は様々な疾患の原因になるので重要です。
気の変調は主に気虚と気陥、気滞と気逆があります。

気虚 気陥  
 気の量が不足して機能低下を起こしている状態のこと  
 原因は脾胃の消化吸収の不調やストレス、大病で気が消耗されるなど  
 発汗異常や倦怠感、食欲不振や末端冷え性などになる  
 気を補う治療をする  
 気滞  
 気の流れが滞って鬱積した状態  
 原因は外邪による阻害や情緒の乱れ、栄養の過不足など  
 精神の抑うつや脹痛が主な症状で、あとは外邪の種類などによって変わる  
 気のめぐりを良くする治療を行う  
 気逆  
 気滞が悪化して気が逆流している状態  
 原因は気が上昇しすぎたり、下降する力の不足  
 イライラ感や呼吸器と消化器の異常が起こる  
 気の流れを正す治療を行う  
updatedupdated2024-11-072024-11-07