プロローグ 2023.8.16 2025.2.15 投稿作品/あの七夕の日を忘れない/プロローグ 111 1 僕は鳥が好きだった。 どこまでも空を自由に飛べて、美しいから。 けど、いつの間にか鳥が怖くなった。どこまでも僕を連れて行ってしまい、もう戻れなくなりそうだから。 ただ無意義に時が来るのを待つしかない僕は、そんなことを考えていた。古明地 蓮https://komeijiren.github.io/posts/あの七夕の日を忘れない/0章-プロローグ/0/Copyright © 2020 古明地 蓮 All Rights Reserved