肝の基本機能は造血作用、疏泄作用です。古代中国人の思想的には蔵血のほうが優先されますが、現代の中医学的には疏泄の法を重要視されることもあります。ただ東洋医学の潮流的には、肝が血を蓄え、経脈の帰結の流量を調節していると考えるのが基本です。ちなみにここで人体の十二経脈は実際に中国に存在する河川と対応させているのでややこじつけ的な部分が存在しています。この十二経脈を調節する臓腑として肝が存在します。「人臥せば血は肝に帰す」と言われるように、就寝中気は目に見えないエネルギーそのものであると考えられています。古代中国思想では気が変化して万物を想像すると考えられ、気が人体をつくっているとされています。基本的にはエネルギーの塊であるということだけ覚えていれば十分です。 気は精気、水穀の精微、先天の精のどれかから作られます。精気は呼吸の空気、水穀の精微は食事、先天の精は両親から受け継いだものです。そして、気は基本的に腎に蓄えられています。 気には主に5つの役割があるとされます。 推動 血や津液を動か五行論とは中国の自然哲学の一つで、万物は5つの要素から成り立っているという考え方です。さらに、これらはお互いに影響しあい、バランスを取っています。五行の要素は上の図を見てもらえればわかると思いますので、ここではそれらの関係に付いて解説します。 相生 時計回りの向きに相手を生み出したり強くする陽の関係 相剋 時計回り一つ飛ばしの相手を弱める陰の関係 基本の関係はこの2つですが、他にも相侮と言われる相克の主体が弱いために相手に剋されることや、相乗と言われ部活に休日はない。土曜日は学校がない代わりに、他校との練習試合があるんだ。というわけで今日も忙しく準備をする。それ自体は問題じゃないんだけど。 「シューズ、かぁ」 土曜日は学校が閉じているので、下駄箱の上履きを取りに行くことができない。そのため、マネージャーでも適当なシューズが必要と昨日顧問に言われた。確かにシューズはないこともないが、あれは正直使いたくない。 頼れる部員もいなく、時間は刻一刻と迫ってくる。仕方ないと腹をくくって、部屋の隅に追いや何をするでもなく、ただゲームをしながらぼーっとしていたら、いつの間にかお母さんが帰ってきてたらしい。言われるがままに料理を作って二人で食べた後、今日のことを考える間もなく寝入ってしまった。久しぶりに泣いたのが疲れを催したのかもしれない。 「だからって、こうなるとは思わないじゃん!」 昨日の自分を叱りながら、私は学校へ行くための支度をしている。今更のように課題を見てみても何一つ終わっていないし、もはや受け取っていない問題集の課題もあったけど、それ