「じゃあ、ここでお別れだね」 いつもの教室は使われていたので、今日は文化祭限定で空いていた屋上で三人でお昼ご飯を食べ終えた時に、桃花が言った。 「お別れって?」 小首をかしげると、美雪がいつもの紅茶を飲んでから答えた。 「私はこれから弦楽器部の発表準備があるの。桃花はこの後はクラスの友達と回るみたいだから、午後は三人でバラバラって話、したはずよ」 そういえば三人の勉強会でそんな話があったような、なかったような。記憶の隅を探るも、確信を得られない。代わそれでは血の不調とそれによって起こる症状を見ていきましょう。血は気に比べたら不調になりにくいので、これは血の異常かもってわかるぐらいに理解してもらえれば十分です。血は食物から得られる水穀の精気が足りなくなったり、消化に問題が生じると不調になりやすいですね。血の不調は主に血虚、血熱、血瘀そして血寒の4つがあります。順番に見ていきましょう。 血虚 血の不足、及び機能の衰え 脾の消化機能低下によって心血が減少することが原因 不眠や健忘、目のかすみ、動機、慣れてしまうと、高校の授業時間なんて一瞬で過ぎ去ってしまう。今日の授業は一限から英語、数学、歴史総合だ。英語の授業は先生が黒板に英文を書き写すだけで授業の半分ぐらいの時間がたっている。残りの時間は、その英文を和訳したり音読したりするだけの平凡なもの。教室を見渡したり、教科書の読んでいない文章を読んでいたらあっという間に終わってしまった。 ほかの科目も、先生たち特有の授業を展開してくれるので、それぞれこんな授業だったなぁと思いだしていると時間が懐かしいリビングの香り。解像度は日に日に低くなっているけれど、僕が住んでいた家のにおいだ。そして、それは僕のお母さんの好きな匂いなんだ。 いつものように水を飲み終えて、勉強部屋に戻ろうとしたとき、玄関の扉が開いた。出てこないでくれと望んでいても、やはりその男の声は聞こえてきた。 「翔、いるか」 もう僕の頭の中ではあの家の間取りは忘れてしまったのだろうか。玄関の位置も正しくないし、声が聞こえる方向もあっていない。けれど、これから起こることだけは明確次の日の朝、少しでも長く寝ようと思ったため、起きたのが8時ごろだった。7時間の睡眠だから十分のはずだけど、病院生活の時と比べると、すごい短く思えてしまう。だるい体を起こして、自分の部屋の窓を開けて、下の階に降りた。 暁さんの姿はなかった。一瞬、また寝坊かなっと思ったけど、今日は自分が寝坊しているのから、それは無いはず。もしかしたらと思ってカレンダーを確認してみたら、 「一日塾」 と書いてあった。今の時代、高校受験に塾はつきものらしい。通わない人が