四話目

ここ二日間でいろんなことが起こりすぎたせいで、家に着くと疲労が限界を迎えた。勉強机の前に座って勉強しようとしてみても、美雪の冷たい視線や俊の言葉が脳裏を何度もよぎる。 ここ数日で恋人には振られ、仲の良かった友人からは拒絶された。流石に心に来るものがあるけれど、どれも自分が蒔いた種なんだ。誰のせいにもできないこと。 少し昔、半年ほど前だったら勉強なんてしないで、こんな時はゲームをしてたんだろうな。ちょっと過去に入り浸るような気持でパソコンの電源を

四話目

こうして私と俊の交際が始まった。と言っても、そこまで私たちの生活に変革を与えたわけでもなかった。 まず、私には大事な親友二人がいて、彼女らとの勉強会は優先するし、部活のない日には二人と一緒に帰る。そして、部内で恋愛がばれるとちょっと厄介にあるかもしれないから、露骨には関われない。 そんなわけで、私たちの恋愛のメインは部活終わりの帰り道と家でのゲームが中心だ。ただ一つ変わったことがあるとすれば 「晴翔、今日は暇なんだよね?」 「俊が空けといてッて言っ

心の作用

心の基本作用は血を司ることと神を蔵すことである。血を司るとは、心は絶えず拍動して血を血脈中に送り込み、全身に血を届ける作用のことである。血は生命活動で欠かすことのできない要素の一つのため、「心とは生の本」[素問[六節蔵象論篇]より]と言われるように、心音活動が停止すると生命が絶たれてしまう。血を運搬するだけでなく、心には血を赤化させる作用があり、これは心の熱が働いているからである。またここにこそ、心の温煦作用がある。 次に、心には神を蔵すると

血の作用

次は血(ケツ)についてみていきます。血とは簡単に言えば紅色をした体内の液体のことです。それって西洋医学の血と一緒なのではと思うかもしれませんが、ちょっと違います。 東洋医学 西洋医学 紅色をした液体全て 血管を流れる液体 つまり、血管以外を流れる赤い液体も東洋医学では血になります。似ているけど少し違うと認識してくれれば十分ですね。 次に血の作られ方について学びます。血は水穀の精気と肺から来た精気が合わさって営気になり、津液や原気を取り込みます。そして、

四話目

「ふわぁ」 大きなあくびをして眠い目をこする。確かさっきまでいつものアドベンチャーゲームのレベリングをしていたはず。今何体目だっけ。 「gameover」 画面いっぱいに表示されたゲームフェイルの表示が目に映る。まさかと思ってパソコンの時計を確認するといつの間にか4時半になっていた。 このまま寝なければ高校に遅刻することはないから胸をなでおろす。まだあと一時間ぐらいはのんびりとしていられる。 ふと自分の中に生まれた新しい感情を見つける。遅刻に対しての